障がい児が大人になったら?!18歳からの将来の見通しは?!

障がい児が大人になったら?その先の3つのステージとは?

昨今の日本は、障害児という括りにされる児童が増加傾向にあります。

そのため、障害児に対する福祉サービスも、時代に沿ったサービスへと変化し、今後必ず大人になる障害児のために、国としての動きが見られるようになりました。

現在は家庭や就学以外の活動の場として放課後等デイサービスを利用しているお子様も多いと思います。

放課後等デイサービスは「児童福祉法」を根拠としている為、18歳で原則として利用ができなくなります。ただし、高校に通っている児童に関しては高校卒業まで利用できるという対策がとられています。また、特例の申請として、留年や、進学、または本人からの継続の申し入れなどのいくつかの条件のもとで、20歳までの利用の許可が降りたという実例もあります。

多くは高校卒業までが一般的です。では、その後はどういう生活があるのでしょうか?

その先は大きく分けて3つのステージへと別れることとなります。

・進学

・就労

・福祉サービスの利用

以上の3つについて詳しく述べていきます。

障がい児の18歳からの進学や就労について

まずは進学についてです。

進学先の受け入れ態勢であったり、周囲のサポートなど、障害の程度や環境によっては大学や専門学校へと進学をする人もいます。職業訓練校に通い必要なスキルを身につける人もいます。

まだまだ障害児の進学については万全な政策とは言えない世の中ではありますが、少しでも個々の希望の通る未来が創り上げられていくことを願うばかりですね。

次に、就労という選択肢です。

就労の中にもまた選択肢があります。

一つは「特例子会社」という会社で働くという選択肢です。

特例子会社とはどういったものか、名称さえもあまり知られていない実態ですが、実は厚生労働省認可の事業が運営する子会社で、「障害者の雇用の促進等に関する法律」で定められた会社になります。

特例子会社の多くは、障害者が仕事をする場所として提供をしているため、健常者との関わりの少なさや、自己の能力の制限など、まだまだ課題や問題点も多々あります。

しかしながら、雇用に関しての配慮があることや、社会とのつながりを経験できること、孤立感を味わうことなく社会に貢献できるなど、たくさんのメリットもあります。

二つ目は「一般企業での障害者雇用枠」で働くという選択です。

求人でよく見かけることも多くなってきたこの制度ですね。

障害があることをオープンにし、職場での就労環境に配慮してもらうことができます。

一般の企業内に勤めることとなるため、理解のない人がいることもあります。また、同程度の人材の健常者よりも給与が低かったり、正社員としての就職は叶わなかったり、企業によっての対応の違いは多くみられます。

18歳からの福祉サービスの利用はどのようなものがあるの??

よく知られている福祉サービスとして以下のものがあります。

・就労移行支援

一般の企業への就職を目指し、支援を行います。就職に必要なことを学び一定期間の訓練をする場所です。原則2年間の利用という期間が設けられます。また、18〜65歳までという年齢制限があります。

・就労継続支援

「A型」一般企業への就職が困難な人に働く場を提供し雇用契約を結びます。

主に一定の支援があれば継続的に働けるという人が利用します。雇用契約があるため、最低賃金の適用があります。こちらもまた18〜65歳という年齢制限があります。

「B型」一般企業への就職が困難な人への働く場の提供です。体調等を考慮し、マイペースに働くことができます。雇用契約を結ぶことがないため、「工賃」という手当が作業内容に対し支払われます。

・生活介護

食事や入浴などの生活に必要な支援を受けながら創作活動や生産活動を行います。

障害者支援区分の認定書を提出し、

作業内容に応じた工賃が支払われることとなります。

ここまでの福祉サービスを受けるには、受給者証が必要となります。

また、自宅からの利用であったり、グループホームという、世話人さんのいる共同生活援助の場の利用も可能です。

・支援センター/作業所

社会とつながる場として設けられ、創作活動や生産活動を行います。

工賃が支払われることもあり、受給者証の取得は必要としません。

また、就労後のサービスとしてこういったサービスの利用も可能です。

・就労定着支援(2018年新設)

就労移行支援や就労継続支援、生活介護などを経て一般就労をした人へのサービスです。

就労上の環境や自身の生活面への問題や課題を解決への働きかけを行

い、就労の安定を図る事を目的とした物です。

障がい児の18歳からの将来の見通しは?!

息子が年長児の際、就学先の一つとして支援学校の見学に行きました。

案内をしてくださったのは教頭先生でしたが、まだ小学校にも入る前だというのに、「高校卒業後、お子様がどういった進路を辿るのか、少しずつ考えていてほしい」とお話ししてくださいました。

私自身、全く考えてもいなかった事だったので、衝撃が走りました。この先、子ども自身にも変化は訪れるであろうし、環境も変わるだろうからピンとこない、というのが本音だったと思います。

しかし、毎日の息子との暮らしに追われ、月日は着々と流れていきます。

息子が歳を重ねるごとに、この子は将来どうするのだろうという不安が少しずつ膨らんできています。

お子さんが小さいうちは正直、まだ先の事すぎてわからない、福祉の制度だって変わるかもしれないとも思うでしょう。

こんな将来の道があるんだな、今のうちの子はこれかな、など、なんとなくでもほんの少しでも先が見えればいいなと思い書かせていただきました。