地域連携室とは?!地域連携室を上手に活用しよう!!

地域連携室を知ろう!


子どもを中心に受け入れている全国の病院には、心臓に強い・呼吸器に強い・ある特定
の病気に関して詳しい、など、それぞれ「特徴」があることがあります。
もし住んでいる地域に、お子さんの病気について詳しい先生がいなかったら…
例え県外でも詳しい先生がいる病院へ行きたい、と考える親御さんもいるのではないで
しょうか。
きょうはそんな時に活躍してくれる「地域連携室」についてお話していきます。

地域連携室とは?!


そもそも、地域連携室とはどんな所なのでしょうか。
病院の一角に「地域連携室」という場所があるのを見たことがある人もいるかもしれませんね。
一言で言うと、「自分の病院と他の病院とをつなぐ」役割を担うのが「地域連携室」です。


全国の地域連携に携わる実務者が運営する「全国連携実務者ネットワーク」によると、地域連携室の役割として、「患者がスムーズに医療機関へ受診・入院できるように、また医療機関から退院・転院することが出来るように、医療機関、介護施設をはじめ、行政や福祉に関わる多くの施設を繋ぐ」と説明しています。
知らない病院へ転院することが決まり、不安ばかりの患者にとって、この上ない味方、と言えるかもしれませんね。


病院と病院をつなぐだけでなく、社会的な制度を利用する際の具体的な説明など、入退院以外でも頼れる存在なのです。

いざ転院!分からないことだらけの時に地域連携室は…


筆者が地域連携室のスタッフと関わるようになったのは、息子が転院した県外の病院でのことです。遠方からの転院だったので、そもそも気になる存在ではあったのだと思いますが、とにかく頻繁に病室に来て頂き、たくさんのことを相談させてもらった記憶があります。


例えば、


①入院が長くなると気になる「医療費」の話


県外から来ているために、地元で発行される「子ども医療証」が使えない状態なのです。
地元の病院にいればそもそも医療費も入院費も無料だったものを、県外の病院では支払わなければならない訳です。


たくさん手術もして、入院も数ヶ月単位に及んで…一気にお金の不安が襲いかかってきた時に、地域連携室の方に「限度額申請」をすることで自己負担限度額までを支払えばいいこと、地元に帰った際に手続きすれば還付してもらえることなどを教えてもらいました。


②自宅に戻った時に使う物品等についての案内


退院が見えてくると、医療的なケアを自宅でするために何が必要か、を考える必要があります。

吸引機やバギング、吸入器など、私たちの地元で主流なのものは何か、ちゃんと手に入るか、調べてもらった上で資料をたくさん頂きました。


③社会的な制度についての案内


息子の場合、「小児慢性特定疾患」という国の制度が使えるとのこと。
どこに行って、どんな手続きをすればよいか、交付までにどのくらい時間がかかるか、小児慢性と医療証の大きな違いは「入院時の食事」の部分、ということなどを教えてもらいました。


このように、これまでの人生でほとんど関わることもなく、知識が皆無の私たちに、医療のこと、社会的な制度のことなどをとても丁寧に教えてくれたのです。
時には精神的支柱として、いま思っていること、不安なこと、辛いことを聞いてもらったこともありました。

その都度うんうんと話を聞いてくれ、さらにはその悩みを解決できないか、と次の日には資料を持って新しい提案をしてくれることもありました。
私たち家族にとって、長かった県外での入院生活において無くてはならない存在だったのは言うまでもありません。

地域連携室を上手に活用しよう!


病院の中で、医療以外の面で大きく関わってくる地域連携室。関わる頻度やシチュエーションは様々だとは思いますが、新しい病院で「分からない」「困った」と言う時にきっと助けになってくれることと思います。

病院の一角のあの一室には、そんな心強い方々が居てくれることを覚えていてくださいね!!

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