医療的ケア児の胃ろう食、注入どうしてる?

胃に直接チューブを使って食事を与える胃ろう食。何をどう与えればいいのかな?と日々考えているお母さんも多いはずです。病院から処方箋で出される配合経腸溶液も栄養を与えるには1つの手段です。今回はそんな胃ろう食についてです。

胃ろう食の注入での配合経腸溶液の活用法

我が家の息子もお鼻からチューブの経鼻けい管栄養から、誤嚥性肺炎を繰り返すようになり、後に胃ろうになりました。医師からの診察により処方箋を出してもらう際に、『エネーボ』という配合経腸溶液も含めてもらっています。

栄養価が高いのでおさ湯で薄めて与えていますが、体重の増減のコントロールもしやすく、胃ろう食として栄養バランスが優れているのでとても助かっています。嘔吐があるお子様はとろみ剤を配合して少し粘度をつけると良いですね。

息子の胃ろう食のとろみ剤は『つるりんこ(森永乳業)』や『トロミーナ(ウエルハーモニー)』を使用しています。最初からミキサー食を与える事はもちろん素敵なことですが、お母さんは他の医療的ケアもたくさんあるので、無理せずに最初は栄養剤からの注入でもいいんじゃないかな?と経験上思います。

時間に余裕が出来たら、また出来るときだけでも手作りミキサー食にチャレンジするのもありなのだと思います。出来ないときは栄養剤でも何の問題もないわけですから。子どもはロボットではないから、あーじゃないと、こーじゃないとと思い詰まらずに気分がのるときにお母さんのペースを保ちながら胃ろう食を楽しんでほしいです。

胃ろう食はミキサーを使ってなんでも美味しく与えられる!?

初めての胃ろう食を与えるとき、私自身も何を作ろうかなぁ…栄養分は何がいいかな…と少しだけ悩んだことを思い出します。でもよく考えていくうちに、きょうだい児が幼い時の離乳食から徐々に刻み食に変わっていく時にも、大人の味付けをほんの少しだけ味を薄くして与えていたことを思い出し、塩分さえ気をつければ同じご飯でいいじゃない!という発想になりました。

今では野菜を中心にした食事を家族全体でも心がけるようにして、煮物を作ってお湯を足しミキサーにかける、ハンバーグにお豆腐とおさ湯をちょっと足してミキサーにかける、ポテトサラダに少しだけおさ湯とケチャップをたしてミキサーにかける、野菜たっぷりナポリタンもおさ湯を足してミキサーにかけるというような方法で胃ろう食を作っています( ´艸`)

とりたてて胃ろう食だけを家族のごはんと別につくるという考え方が私にはなく、家族なんだから同じものを食べて当たり前という感覚なんですね。自分自身の時間の采配と心理負担も軽減されたし、重度心身の息子もミキサー食ではあるものの家族と同じものを注入しています。

また、なんでもミキサーにかけて胃ろう食にしたものは、口からも食べやすいようで、息子は口からもほんの少しの量だけなら食べれるようになったので、胃から注入する胃ろう食をお口からも与えています。なので、好き嫌いも全くなく健康的に過ごせています。

胃ろう食には繊維質は重要?!便秘解消は健康そのもの!

胃ろう食も家族で囲む食卓も食物繊維が豊富なことはとても大切だと言えます。それはなぜかというと、障がいのある子どもだけではなく、便秘はさまざまな体の不調の引き金となることが多いです。うちの息子の場合、以前便秘が続いた時は必ずと言っていいほど、けいれん発作が頻繁に起こっていました。

食物繊維たっぷりのキャベツのクリーム煮やロールキャベツ、ジャガイモのコロッケや肉じゃが、ごぼうとにんじんのきんぴら等のミキサー食はかなりおすすめです。また、きのこ類もお通じにはかなり良いので、きのこスープをミキサーにかけて少し片栗粉でとろみをつけて胃ろう食にするのも是非お試しあれです!

健康的な胃ろう食を家族と同じ食材で作る事=家族みんなで美味しく健康的になれるという感じで、フラットに楽しんでみましょう!

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