障がい児保育っていつから始めればいいの!?

①我が子が「障がい児保育」を勧められたら…

「あれ、なんだかこの子、他の子と比べて話すの遅くないかしら…」

順調に成長していると思っていた矢先に、ふとそう気付いてから小児科医に相談した親御さんもいるのではないでしょうか。

言葉を発し出す1歳代に気付くことが多いかもしれませんね。他にも、動きだったり、奇声だったり。なんとなく、他の子と違うかも、ということで相談に至ることもあるかと思います。

その時小児科の先生は、診断名をハッキリ言うことはほとんどありません。(成長してみないとまだ何とも言えない、と言われることが多いです)

しかし、診断は付かないけれど、明らかな遅れが見られる場合は、「障がい児保育」を勧められます。「障がい児保育」とは、障がいのあるお子さんやいわゆる「気になる子」を受け入れて、それぞれの発達状況に応じた「保育」を行うことですね。

ただいきなり、「障がい児保育」と言われても…親にとっては戸惑いしかないですよね。普通の幼稚園や保育園と何が違うんだろう。いつから始めればいいんだろう。障がいがある、って認めることになるんだろうか…

さまざまな思いが駆け巡ることでしょう。

でも、「障がい児保育」は、早ければ早いほど、色んないいことがあるんです。

「障がい児保育」に迷ったら

小児科医に、「障がい児保育を」と言われたはいいものの、さて本当に行くべきなのか、メリットがあるのか悩みますよね。ちなみに筆者の息子は赤ちゃんの頃から気管切開をしていたので、

言葉を発することが出来ませんでした。こちらからの言葉や指示は理解しているようでしたが、自分からの発出(意思表示)がとても難しく、コミュニケーションが一方通行になっていました。

我が家の場合は「発達障害がある」ように言われた訳ではありませんでしたが、発出の遅れ、身体能力の遅れなどから、ほぼ自動的に「障がい児保育」の道を示されました。

息子はその時2歳代。2歳って言ったら、幼稚園はまだ始まらない時期で、本来「保育」を受けなくてもいい年齢。ですが、早い段階で社会とつながること、周りのお友達や先生から刺激を受けることで、大いに成長が見られた気がしました。気になる発出面は、言語聴覚士さんと障がい児保育の先生とで密に連携を取って下さり、手話を覚えるなど、コミュニケーションの手段を得ることが出来ました。

何より、「障がい児保育」を通して、自分の子どもを客観的に見ることが出来ること、保護者や先生など、相談できる相手がいること、常に寄り添ってもらえることが大きかったです。

「障がい児かも」というだけで、孤独になりがちですが、親子共に孤独にならなかったのも「障がい児保育」のおかげです。

合わなかったらその時考えればいいや!くらいの気持ちで通うことを決められるといいですね。

障がい児保育、始めるなら今!

障がい児保育について語ってきましたが、結局、始め時はいつがいいのか、

というのも気になるところ。

障がい児保育を勧められたら、その時が始め時です。

上記に書いたようなメリットももちろんありますが、実は、悩んでいる間に

空きがなくなる!ということが往々にしてあるんです。

年間の途中で障がい児保育を勧められて、障がい児保育を望んでやってくる親子が、どんどん増えていきます。よし行こう!と決めた時には、枠がなかった、なんてこともあるのです。保育園のように、実は待機児童が少なくないのが現状です。

障がい児保育を始めたからと言って、通常の幼稚園への進路が閉ざされる訳ではもちろんありません。本来の保育事業が始まる年齢になるその前に、障がい児保育で経験を積み、お子さんの将来についてしっかり考えていけるといいですね。

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